西武車両ガイド 4000系


秩父路への足として重要な地位につく4000系


●諸元表

製造年 昭和63年〜平成4年
製造両数 48両
製造所 東急車輌製造
形式
クハ4000
モハ4100
モハ4100
クハ4000
定員(座席)
119(56)名
138(72)名
127(64)名
自重(t)
31.0
40.0
29.0
全長(mm)

20000

全幅(mm)
2850
2811
2850
屋根高(mm)
4065
4208
4065
集電装置 PT4320S-A-M
主電動機 直流直巻補償付き自己通風形電動機
出力:150kw / 電圧:375V / 電流:450A / 回転数:1850rpm
駆動装置 中空軸平行カルダン(たわみ板継ぎ手)
歯数比:5.73(86:15)
制御装置 抵抗制御・1C8M方式
MMC-HTB20E(抑速発電ブレーキ付き)
補助電源 電動発電機(MG)150kVA
蓄電池 アルカリ蓄電池
空気圧縮機 HS-20-K
制動装置 HSC-D電磁直通ブレーキ
性能 最高速度:110km/h 加速度:2.3km/h/s
減速度:3.5km/h/s(常用) 4.0km/h/s(非常)
台車 FS-372(M車)・FS072(T車)ペデスタル式空気バネ台車
冷房装置 CU-72B・CU-72C(42000kcal/h)
車両概説  9000系より一足早く、101系の更新車両として登場した系列である。秩父線の山岳区間に回生ブレーキでは不安があるのかは定かではないが、新形式となるこの4000系でも発電ブレーキを採用したということは、ある種保守的な面を見出すことが出来るであろう。
 それはともかく101系の更新車両であるということは、主要機器をご覧になれば分かると思う。性能面も全く同じであり、一見混結ができそうであるが、放送装置と電気連結器の配線数の違いから不可能である。Tc2車にトイレと自動販売機を有する。セミクロスシート車両と分類されるが、2ドアであり、クロスシートの比率が高いことから飯能以遠であっても通勤時には少々きついのかもしれない。筆者はクロスシート主義者ではないが、それでも秩父へのロケの際には好んでこの4000系運用の列車を選択することが多い(単に特急に乗る金がもったいないというのもあるけどね…)
 また西武秩父線でのワンマン運転を行うにあたり、当形式全車両がワンマン運転対応への改造工事が武蔵丘工場で施工された。改造内容は101系ワンマン車と同様であるが、Tc2の自動販売機が撤去され、デッキになってしまったのは残念である。